ドキドキしましたけど、やっとお店にたどり着き、晩ご飯です。
お店は・・・去年「実はせいじくんは行ってない」ということが発覚したイタリア料理のお店。
小さな店なので、テーブルが密接してるんですよね。そんなわけで、写真禁止令が。
何を食べようか迷っていると
「おまかせでコースみたいのもできますよ」
と言われ、おまかせしてみました!
メインが来る前に、せいじくんはやっぱりパンを食べ尽くしてしまい・・・おかわりしてました。
・・・たぶん、私が一瞬「あっ!」って顔をしちゃったんでしょうなー。
おそるおそる、小さな声で
「・・・お金かかるん?」
と、訊くんです。
「当たり前やろっ 定食屋のランチと違うんやでっ」
「・・・そやな・・そやな・・」
まあ・・「あっ」って顔をしてしまった私も悪いんだけど。
滅多にこういうことはないんだから、気持ちよく食べさせてあげたいもんね。
「今日はワインを飲もうかなー」
と、気を大きくしたせいじくんが、店員さんを呼んで「ワインを・・」とか言ってます。
でも、如何せん・・・注文の仕方がわかんないんですよ。注文したことないから。
「ボトルとハウスがありますけど」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・どっちが量が少ないんですか?」
「ハウスです」
「じゃあ そっちで」
「1/4とハーフがありますけど」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「じゃあ ハーフで!」
赤ワイン、500mlくらい来ちゃいました。私は運転手です。
「知りもせんのに適当に頼むから・・・」
「・・2合と5合(ごんごー)どっちですか言われたら
俺やってわかったんやっ」
「ほんでもウマイでっ」とワインを飲んでるせいじくん。
・・・危険です。週末で、睡眠不足もピークのはずです。危険だ!!
「メインの肉料理が鴨やから 赤ワインにした」
とか、ご機嫌です。・・・危険だよう・・。
料理はどれもすっごくおいしかったです!
魚料理は、白身魚の皮がぱりぱりで、
「うーん このソースなら赤ワインでも負けてないねー」
などとわかったようなことを言いながら「うひひ」と笑いあう。
あかねさんは飲んでないけど、ずっとテンションは上がってるんで大丈夫。
お皿が運ばれてくるたびに
「うわっ!うまそーっ」
「うまいね どーも」
などとこそこそ騒ぐ夫婦。
今にして思えば・・・他のテーブルの人たちは
「あの人たち 日頃何食べてるんだろう?」
と、かわいそがってくれてたかも・・・。はずかしいなあ。
そんなふうに、食事はつつがなくデザートへ・・・。
その頃には予感がした通り、せいじくんは斜めに座ってる感じになってきてました。
「うちに帰るまでは起きとってよっ?」
「うんうん」
お腹いっぱいだったけど、デザートは「プリンとパンナコッタとアイスの盛り合わせ」で、するするっと食べられて、しかもすごくおいしかったですっ!
帰りの車では、すでにせいじくんは「半落ち」の状態。
急がねばっ!
「ワインを甘く見とったなー・・・」
家に帰り着き、シャワーだけ浴びると
せいじくんは私に一礼して、ごそごそフトンに入り・・・完全に落ちました。
「シャワーを浴びる余力だけはいつも残してるもんね・・
えらいよ せいじくん・・」
また・・いつか、誘ってね。せいじくん。
ありがとう。
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